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技術コラム

板金試作とは何か?ポイントを解説!|名古屋部品加工センター.com(愛知県)

2025年5月28日

板金試作とは、量産前の段階で金属板を用いて部品や製品の形状・機能・組立性を検証するために行う加工サービスです。主に1個から小ロットで対応し、短納期で精密かつ複雑な形状にも柔軟に対応できるのが特徴です。

板金試作の主な用途

  • 新製品開発時のプロトタイプ作成
  • 設計検証や機能・組立性の確認
  • 展示会用モックアップやデモモデル
  • テストマーケティングや限定モデルの少量生産
  • 生産現場向け治具やカスタム工具の製作

板金試作の加工方法と特徴

加工方法特徴・用途
レーザー加工高精度・複雑形状の切断が可能。短納期対応に強み。
タレットパンチ穴あけや切り抜き加工に適し、複数形状の加工が可能。
ベンディング金属板を所定の角度・形状に曲げる。筐体やフレームに最適。
絞り加工金型レスで複雑な立体形状を成形できる。
溶接部品同士の強固な接合。アーク・スポット・レーザー等。
表面処理アルマイト・メッキ・塗装・研磨等で耐食性や外観向上。

板金試作は、金型を使わず治具や手作業を組み合わせて加工するため、設計変更や仕様変更にも柔軟に対応できます。

板金試作依頼時のポイント

  • 1個から短納期で対応可能:金型不要なので初期費用を抑えつつ、スピーディーに製作できます。
  • 設計図・ポンチ絵の提出:詳細な図面や概略図を用意することで、見積もりや加工がスムーズになります。
  • 複雑形状・高精度にも対応:熟練技術者による手作業や最新機械で、難易度の高い部品も試作可能です。
  • コスト比較のための相見積もり:加工費が割高になる傾向があるため、複数社から見積もりを取るのがおすすめです。
  • 加工工程の明確化:仕上げ不要な箇所や優先事項を伝えることで、納期短縮やコストダウンにつながります。

板金試作サービスの選び方

  • 技術力・実績:複雑形状や精密加工の実績が豊富な業者を選ぶと安心です。
  • 対応力・納期:短納期や急な仕様変更への対応力も重要な選定ポイントです2
  • 技術提案:材質・形状・公差・仕上げなど、量産を見据えたVE/VA提案ができるか確認しましょう

板金試作のまとめ

板金試作は、製品開発の初期段階で形状・機能・組立性・コストなどを総合的に検証できる重要なプロセスです。1個から短納期・高精度で対応できるため、開発スピードや品質向上、リスク低減に大きく貢献します

金属・樹脂部品の試作加工は、名古屋部品加工センター.comにお任せください

名古屋部品加工センター.comは、開発・量産の加工パートナーとして、車載・産業機器・医療をはじめ幅広い業界のお客様の必要な部品をワンストップにて提供してきました。

どんな開発案件も、設計からワンストップ対応致しますので、部品の試作先をお探しの皆様、是非一度当社にご相談ください