こちらは、大学機関の医療機関向けに製作をした医療用ステンレスケース・樹脂プランジャーの製作事例でございます。アメリカ製の組織片スライサー部品を製作してほしいということでご依頼を頂きました。ご依頼をいただいた背景としては、コロナ禍でアメリカからの調達に支障をきたし、国内で部品を製作する方法に切り替えを検討していたということが挙げられます。 製作をするにあたっては、まずは材料の調達から実施いたしました。金属ケースはアルミ＋表面メッキで作られていましたが、ステンレス製を提案させていただきました。樹脂部分はテフロンとジュラコンをオートクレープ等様々な素材で試験を行い、最終的にはジュラコンの採用をご提案差し上げました。さらに、強度面や寸法、形状、国際特許などを細かく確認し、試作品の製作に至りました。 本事例のように、材料の選定から調達、部品加工まで一貫してご対応させていただきます。お困りのお客様がおられましたら是非一度当社にご相談下さい。