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加工方法 | エポキシ樹脂フライス加工 S50Cワイヤーカット・フライス加工 エポキシ樹脂に圧入・接着 平面研磨加工仕上げ |
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サイズ | エポキシ樹脂 t20X50X130-3個(金属片17個) t20X50X67-3個(金属片8個) S50C金属形状-25個 |
材質 | ガラス布基材エポキシ樹脂積層棒 S50C |
使用用途 | 実験試験片 |
個数 | 2種類各3ケ |
納期 | 3週間 |
こちらは、エポキシ樹脂の実験試験片を製作した事例でございます。エポキシ樹脂は、接着性・機械的な性質・電気的性質・科学的性質・寸法精度などあらゆる面で優れた性質を持っています。このことから、IC基盤・プリント配線基板・半導体・変圧器などの電気電子分野で非常に重宝されています。
こちらの事例では、エポキシ樹脂を任意の形状に加工し、中心に角穴を複数くり抜き、S50Cの金属をくり抜いた角穴の形状と同じようにして埋め込んています。加工方法としては、ワイヤーカット加工・フライス加工を使用しており、これらによってエポキシ樹脂の角穴に圧入・接着をして固定しています。その後にエポキシ樹脂とS50Cの平面を、研磨機にて平面度0.02mm以内に磨き上げて完成をいたしました。加工条件が異なる材質の同時加工であるため金属と樹脂の同時研磨が難しいのですが、金属・樹脂ともに多くの加工実績があるため、異なる加工条件でも最適な加工方法・加工条件を導き出すことができます。
本事例のポイントとしては、エポキシ樹脂を角穴形状にくり抜いた部分に合わせるようにS50Cの金属を埋め込んでいる点です。ただ、埋め込むだけではそれほど難易度は高くないのですが、圧入・接着の精度が高く水に入れても漏れが無いように仕上げるという点において難易度の高い加工を実現しています。
このように難易度の高い案件であっても、当社の加工技術ならびに高い対応力によって対応することができます。