こちらは、発電機用Vプーリとして使用されるVプーリーテーパーに対して穴加工を行った事例でございます。
アメリカから輸入したホンダ製発電機のシャフトがテーパー軸になっいました。
当初NBK製のイソメックポリドライブプーリーとイソメックブッシングの組み合わせで使用することを想定していましたが、ブッシングの内径がΦ18.0新JIS平行キー6X6で仕上がっております。
発電機の方は、2気筒エンジンのクランクシャフトで変更が難しい為、現行のキー溝付き内径Φ18.0をテーパー穴加工に改造しました。
発電機のテーパー軸のテーパー角を測定して、プーリーとブッシングを組付け調整して、NC旋盤にて内径をテーパーゲージΦ22.0-0/+0.003を端面基準として、奥に2.1/4テーパーで断続加工を施しております。
現品の発電機テーパー軸とはめ合わせして作業を完了しました。納期は2週間で短納期対応いたしました。